2010年11月29日月曜日

一丁上がり!!


先週土曜日、仕上げを済ませた奄美三味線を受け取りに

近所のヒデ君が夕方来店。




出来上がるまでの間、借りていた三味線で練習したそうだ。



卸したばかりの三味線を手に、笑みが絶えない様子。




さて、腕前は。。。





新しい三味線で披露。


その前に音合わせも上達している。



唄は『行きゅんにゃ加那』


行きゅん にゃ〜か〜なぁ〜

*

**

***


ん〜なかなか、腕をあげましたね!!

唄が終わっても、うれしさあまりまだまだ弾き続けるヒデ君。



マイ三味線、本当にうれしそう。

そこを横から眺めているヒデ君の三味線先輩林君



たぶん、しばらく眠れないな!

二人で練習がんばって。

今度はウタ遊び忘年会で。。。

奄美シマ唄のウタ者


先週金曜日、久しぶりにチエオバとお会いした。

『ご無沙汰してます。』



変わらず元気なチエオバ。



チエオバ=森チエさんは、奄美のシマ唄のウタ者でも
最もシマ唄をよく知ってらっしゃる方です。



毎回、唄のことについてたくさん教えてくれる。


この日は、俊良主のことをいろいろ聞かせてくれました。


いつもいつも、勉強になります。


チエオバ、ありがっ様りょーた。



またご指導ください。

2010年11月25日木曜日

スキャ虫

『あっ!!』

『結構入ってる!』


「スキャ虫(-.-)・・」



今時期おおいんじゃがな。
みなさんのご家庭はどうですか?

島だけなのかい?

スキャ虫=コバエ(ショウジョウバエちゅーヤツ?)
ちゅうことで


コバエホイホイが活躍中。

奄美三味線仕上げ作業


そろそろ、仕上がりるや!!



音色もいっちゃん、こん三味線も手から離れるのが『ん〜』



でも、使ってくれる方に奏ででもらうことが一番!



もうすぐ旅立ちます。。。





そうそう、この前の旗日は、名古屋から4名様が、三味線体験来てくれました。


ありがとうございました。



そして本日、雨のなか三味線体験にありがとうございました。




また、奄美着たときは、遊びにきてください。。


2010年11月24日水曜日

文化祭

この前の日曜は、その文化祭当日。




緊張したのか?しなかったのか?

あっちゅう間に終わった。

よく覚えているのは、苦手な曲りょ高頂。。

もっと歌い慣れが必要だ。



文化祭終わって、先生宅でおつかれさま会。

みなさん、ステージの衣装うんまま集合!



食べて飲んで、そして歌の時間。

古い歌謡からはじまり、シマ唄へ。


そして、みんなで踊り、最後は天草〜六調〜。



ものすごく楽しい『会』でした。



2010年11月20日土曜日

シマ唄*正月着物*  奄美シマ唄


明日が本番(@.@)

まだ唄、完全に覚えきれてない。

今、脳みそフル回転◎

今日はその中の最後の3つ目。

『正月着物』

正月着物(しょうがちぎん)な   破(や)り着物(ぎん)着りゃばも
石原(いしやら)美人(きゅらむん)貰(む)らてぃたぼれ 


(訳)
昔は正月が近づくと両親は子どもたちのために新しい手作りの着物や下駄などを
作った。そこで年頃の青年は、自分のためにはボロの古い着物でいいから石原の
美人をもらってくださいと親にお願いした。
宇検に石原とあるが、この場合は住用の石原のことと伝えられている。


この唄は、宇検や瀬戸内でうたわれ宇検村芦検ではとくに盛んにうたわれている。
軽快なメロディとユーモラスな歌詞は歌遊びにはうってつけである。


             奄美民謡(教材資料)
           わたしの先生の  生元 高男先生

2010年11月18日木曜日

曲りょ高頂  奄美シマ唄

文化祭の2曲目




『曲りょう高頂(まがりょたかてぃじ)』

曲(まが)りょ高頂(かたてぃじ)に

提灯(ちょうちん)ぐゎば燈(とぅぼ)ち

其(う)りが明(あか)がり見ち

忍(しぬ)でぃまたいもれ









(訳)

曲がりくねった道の山頂で提灯をともして
合図して待っているから、その明かりを見て
人目を忍んで逢いにきてください。






この曲りょ高頂、結構苦戦(- -;)
稽古がんばります!!





奄美三味線奏者

よく店の前の道で流す、三味線のみのシマ唄(歌なし)


何年前か?

まだ内地に住んでた頃、里帰りして買ったカセットテープ。


世に出ているシマ唄や三味線のCDやテープの中で、
このテープはお気に入りのひとつ。

シマ唄三味線の独奏

その名も《島サンシンの世界》


演奏されている方は要栄さん

ご本人に以前お聞きしたとこ確か60歳前後に録音したそうです。

現在81歳。
三味線の演奏は今だ変わらず、その三味線弾き

昔は島のいくつかの集落に三味線のいわゆる名手がいたみたい。

栄さん、正しく名手です。



2010年11月17日水曜日

文化祭・・・ に 塩道長浜 奄美シマ唄

久しぶりに!

さて、今度の文化祭にわたくしシマ唄合唱で参加させてもらいます。

ムルドキドキなんば(^_^;)

今回は3つのシマ唄にチャレンジ。

その中からまずは一つずつ紹介。

今日は

『塩道長浜』



潮道(しゅみち)長浜なんてぃ  童泣きしゅうすぃが

其(うり)や誰(たる)が故(ゆり)ちば   汗肌(あすぃはだ)キサマツ故(ゆり)


先生から教わった意味など
(訳)
 真っ白なきれいな塩道長浜で子どものように泣いている人がいるが
それは誰のせいかと言えば愛するケサマツにふられた一青年の泣き声である。







汗肌=シマ唄ではよく汗肌という言葉が出でくる
が肌身・汗から転じて愛する人好きな人のこと。



この塩道長浜は喜界島の塩道長浜での一青年の悲恋物語。
発祥地の喜界島より、瀬戸内町、宇検村方面で盛んに
唄われ独特な曲調をもち、何とも言えない滋味があり
躍動的な明るい歌でもある。


ちなみに一青年の名前は不明。


この唄以外にもたくさん歌い継がれた唄も
あるので、興味ありただいま勉強中。