昨日、祖父の甥っ子にあたるおじさん(年は90近い)の自宅に訪ねた。
なんでも取りにきてほしいものがあるとかで。
自宅に行くと、植物が準備されていた。
その植物はバラ科のテンバイ 正式には天皇梅、属に磯山椒とも言うそうだ。
これがテンバイ
おじさんが言うにはこのテンバイ、60年前にワンの祖父から頂いたそうだ。
当時祖父は喜界島に住んでいて、喜界から名瀬へ転勤するおじさんに記念に
海から収穫してきたばかりのテンバイを差しあげたそうだ。
海岸近くの隆起したサンゴの上に根付くテンバイ。
サンゴに根付いたテンバイを受け取ったそうだ。
現在はサンゴが隠れるくらいまで大きくなり、年に一度花を咲かせ、そして種から別の鉢に
新しい芽がたくさんあった。
60年後にまた回ってきた。
祖父は亡くなって14年近く経つけど、いろんなところで生き続けている祖父を
感じた。
テンバイ、大切なものがまた一つ。。
今時期の花